AGAの原因DHTとは

AGA(男性型脱毛症)の原因の多くは、DHT(ジヒドロテストステロン)と言われています。さて、このDHTなのですが、はじめて聞く人がほとんどだと思います。そこで今回は、このDHTについて少し勉強したいと思います。

DHTについて

「専門医が語る毛髪科学最前線」と言う書籍が集英社から発売されていたので、少し読んでみると、以下の様に説明されていました。「テストステロンが5αリダクターゼの作用により、DHTに変換され、TGF-β1という角化細胞を抑制する因子が作られて毛の成長を止めてしまう」この内容は、試験管内で実際に実験して確認されている内容という事です。何か腑に落ちないので、もう少し調べてみることにしました。

DHTとは?

DHT(ジヒドロテストステロン)はAGA(男性型脱毛症)の最大の原因である、強力な脱毛作用のある、男性ホルモンです。ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンであるTH(テストステロン)が5αリダクターゼ(還元酵素)により、変換されてできる男性ホルモンです。このDHTが毛乳頭細胞にある、受容体に結合することにより、髪の毛の成長を抑制し、抜け毛が増えてきて薄毛になります。

ジヒドロテストステロンは皮脂腺の受容体と結合し、皮脂を過剰に分泌させ毛穴を塞いで、髪の毛の成長を妨げてしまい、さらには毛乳頭細胞にある受容体にも結びつき、髪の毛が十分に成長する前に
抜け落ちてしまうようになります。このような事を繰り返して行われることで、毛周期(ヘアサイクル)が乱れて、薄毛になっていくのです。
簡単に説明しますと、ジヒドロテストステロンは過剰な皮脂を分泌させ、毛穴を塞ぎ、毛の成長を妨げるだけに留まらず、毛乳頭受容体に結び付き、ヘアサイクルを乱して毛が十分に成長する前に抜けてしまい、薄毛になっていくという事です。

テストステロンは9割が精巣で作られ、残りは副腎で作られる男性ホルモンの一種で、ジヒドロテストロンはテストステロンの不足を補う為に5αリダクターゼ酵素によってTHが変換された男性ホルモンです。以下にテストステロンとジヒドロテストステロンの違いを表にまとめてみました。

TH(テストステロン)
DHT(ジヒドロテストステロン)
生殖器の増大
薄毛
性欲の増加
体毛の増加
精子形成の増加
精力減退
骨格・筋肉の成長
前立腺肥大
やる気・行動力の増進

上記の表のとおり、ジヒドロテストステロンは男性にとって不要な物ばかりです。AGAと戦っていくにはジヒドロテストステロンと戦うという事です。当サイトで勉強して、ジヒドロテストステロンとの正しい戦い方を身につけましょう。

まとめ

以上のような説明から、AGA治療は非常に奥が深いという事が分かります。AGAを甘く見ないでください!何が言いたいのかといいますと、AGA治療はきちんと専門医の元で治療を受けるべきだという事です。きちんとした、医師の診断を受けてAGA専用の薬を処方してもらう事で、AGAの進行を防ぐことができます。AGA専用の薬とは「プロペシア」と言われるもので、その成分は「フィナステリド」と呼ばれるものです、米国が開発した、前立腺肥大症の薬だったのですが、いろいろな研究結果から、AGAにも効果があることが分かりました。そして現在では厚生労働省の認可も受けて、国内でも販売されるようになりました。「プロペシア」に関しては、別記事で詳しくまとめますのでそちらをご覧ください。

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