AGA治療薬プロペシア

さて今回はAGAの薬について、検証してみたいと思います。AGA治療の飲む治療薬として、広く用いられているのが「プロペシア」です。このプロペシアには実は副作用があります。服用量や間違えた利用法をすると大変なことになってしまいます。知っている人も、知らないという人もプロペシアに関する知識をしっかりと身につけて、自己責任で服用するようにしましょう。と、言うと少し怖くなってしまいますが、専門の医師から、その人に合った用量しか処方してもらえませんので、ご安心ください。

AGA治療薬のプロペシアとは

プロペシアとは、一般名はフィナステリドと呼ばれていて、AGA(男性型脱毛症)の治療薬として「プロペシア」と言う商品名で多くの国で発売されています。フィナステリド(プロペシア)は米国のメルク社が開発し、元々は前立腺肥大の治療薬として、「プロスカー」と言う商品名で認可されたものらしいです。しかし、その後の研究でAGA(男性型脱毛症)において、髪の毛の成長がみられることが明らかとなり、1997年12月22日にFDAはフィナステリドをAGA(男性型脱毛症)の治療薬として認可しました。2006年現在では、世界60カ国以上で承認されていて、日本国内では2005年10月に厚生労働省によって承認され同年の12月に発売開始となりました。日本ではMSD株式会社(旧万有製薬)が販売の許可がおり、各クリニック等へ販売しています。プロペシアの詳しい内容については下記のプロペシア添付文書でご確認ください。

プロペシア添付文書(PDF)

プロペシアの有効成分について

プロペシアの有効成分は「フィナステリド」です。フィナステリドは、5αリダクターゼ(還元要素)の阻害薬という分類の薬で、同じ分類の薬としては、プロスカー(フィナステリド5mg)の前立腺肥大の薬があります。これらの薬はアメリカテキサス州やメキシコにあるノコギリヤシという植物の薬効成分を研究してできた化学合成品と言われています。フィナステリドは筋肉増強剤の使用を隠ぺいする効果があると言われ、以前はドーピング剤のリストに入っていました。しかし、2009年1月以降は、検査技術の向上により筋肉増強剤等の検出が可能となり、現在ではドーピング罪のリストからは外れています。

プロペシアの効果

プロペシアはAGA(男性型脱毛症)の治療に最も効果のある飲み薬として知られています。AGA(男性型脱毛症)の主な原因は、DHT(ジヒドロテストステロン)です。世の中のAGAで悩んでいる方の脱毛箇所(額・頭頂部等)の頭皮部分に通常より多くのDHTが確認されています。このDHTが毛乳頭の細胞に存在している男性ホルモン受容体と結合することによって、髪の毛の毛周期(ヘアサイクル)を極端に短くしてしまうのです。その結果、本来太く長く成長するはずの髪の毛が、細く短い状態で抜け落ちてしまい、薄毛になってしまうのです。プロペシアは、AGAの原因であるDHTを生成する為に必要な5αリダクターゼ(還元要素)を阻害する働きがあり、DHTの生成を抑制してくれます。つまり、AGAの原因であるDHTの生成が少なくなることで、すぐに抜け落ちてしまっていた細くて短い髪の毛が、通常のヘアサイクルに戻り、太く長い髪の毛へと成長させる効果があるのです。

AGAは進行します。ですから、まずは進行を抑えることが一番大切なのです。少なくとも進行をくい止められたという意味では、フィナステリド(プロペシア)は98%の人達に3年間効果があったという結果も出ています。さらに髪の毛が実際に増えてくる人も多く、国内の臨床検査では、半年で48%、1年で58%、2年で68%、3年では78%と髪の毛が増える人が継時的に増えていったのです。また髪が増えるだけでなく、髪質も太くなり、しっかりとした髪の毛に改善することもわかっています。それから、頭頂部に限らず、生え際等にも効果があります。

プロペシアの副作用について

プロペシアは非常に優秀なAGA(男性型脱毛症)の治療薬ですが、副作用もあります。巷では副作用が起こるのはわずか数%と非常に少なく、まんがいち副作用が起こったとしても大した事は無いと言われていますが、本当にそうなのでしょうか?実際に臨床検査等でこのような結果が出ました。

48週間の二重盲検比較試験において、安全性評価対象276例中11例(4.0%)に14件の副作用(臨床検査値異常変動を含む)が認められた。主な症状はリビドー減退 3 例(1.1%)、勃起機能不全 2 例(0.7%)等であった。

(1)重大な副作用
肝機能障害(頻度不明):肝機能障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。※必ずプロペシアを処方された医療機関にご相談ください。

(2)その他の副作用
次のような症状又は異常があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。※必ずプロペシアを処方された医療機関にご相談ください。

種類/頻度頻度不明(注1)1~ 5 %未満1%未満
過敏症瘙痒症、蕁麻疹、
発疹、血管浮腫
(口唇、舌、咽
喉及び顔面腫
脹を含む)
生殖器睾丸痛、男性不
妊症・精液の質
低下(精子濃度
減少、無精子
症、精子運動性
低下、精子形態
異常等)(注2)
リビドー減退注
(3)
勃起機能不
全注(3)、
射精障害注(3)、
精液量減少
肝臓AST(GOT)上昇
、ALT(GPT)上
昇、γ-GTP上昇
その他乳房圧痛、乳房
肥大、抑うつ症
状、めまい

(注1)自発報告あるいは海外において認められている。
(注2)本剤の投与中止後に、精液の質が正常化又は改善されたとの報告がある。
(注3)市販後において、投与中止後も持続したとの報告がある。
プロペシア添付文書(PDF)

上記の内容はプロペシア添付文書内から引用しています。このような結果から見ても、副作用の発生確率は非常に低いことが分かります。仮に症状が出たとしても、日常生活に支障をきたすことはなく、自覚症状レベルです。特に性機能の低下を心配される方が多いのですが、上記の表を見てもらえばわかるようにリビドー減退は5%未満で、勃起機能・射精障害・精液減少は1%未満です。確率的にはかなり低くなっています。ですが、その他の物は頻度不明となっておりますので、注意が必要です。それに肝臓が悪い人は特に注意が必要となっております。いずれにしても、必ず医師の診断を受けてから服用するようにしてください。

まとめ

いかがでしたか?簡単ではございますが、プロペシアについて解説させていただきました。プロペシアはAGAの方にとっては、救世主のような薬です。確かに進行は止まります。そして、少しづつですが、髪の毛はしっかりと成長するようになり、元のフサフサだった頃に戻っていきます、ですが、育毛効果は本当にゆっくりですので、なかなか実感が湧かないという方がほとんどです。しかし、放置しておくと、いつかは完全にその部分だけ髪の毛がなくなってしまいます。そうなってから後悔しても、二度と髪の毛は戻ってきません。確かに、副作用の事も気にはなりますが、上記の表や添付文書を見ていただければわかるように、確率はものすごく低いです。現に私は副作用は一切出ていません。ですから、副作用の事ばかり考えていても埒があきませんので、まずは無料カウンセリングをおすすめします。何事も専門の人に聞くのが一番です。「餅は餅屋」という事ですね!

AGAは早めの発毛治療で薄毛が改善します